KUNIMOTO GIRLS’ JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL
教育方針EDUCATIONAL POLICY
国本が考える心の在り方は、自分を取り巻く自然を受け入れ、その恩恵によって生かされていることに感謝し、その自然や社会に貢献できる心、自分の信念をもって行動し、誠実に他者に尽くせる心を大切にすることです。この国本の心の教育に加え、変化し続ける社会の中で、しなやかな強さをもつ女性を育成する「新しい時代の女子教育」を実践しています。
教育の特徴
教育課程に基づき、各教科の担当者が頻繁に教科会を行い、指導法について工夫しています。分かりやすく楽しい通常の授業に加え、一人ひとりのニーズにあわせた少人数の習熟度別授業が行われ、理解の定着をはかり、思考力を鍛えます。
放課後には授業の理解をさらに深める講習が行われています。長期休暇中にも講習があり、復習や、さらに実践的な内容を学ぶことができます。また、進路指導室には東京大学などに通う現役女子大学生がチューターとして在室しており、授業で分からないことから勉強の仕方まで、気軽に相談することができます。
時代に適応する教育プログラム
人間の礎を形成する教養プログラム
スペシャリトとの交流
各界で活躍するスペシャリストをお迎えし、教養人の生き方に触れます。専門領域にちなんだ体験を通して交流します。
学術的スキル
お招きするスペシャリストの専門領域に関して文献調査を行い、情報の要約や発表等、アカデミック・スキルを習得します。
未来地図プログラム
キャリアデザイン
学習活動、クラス・委員会・クラブ等の活動を通して、自分を知り、将来のキャリアをイメージし、専門性を見つけられるようにアシストします。
進路指導
大学受験指導では、自分が望む未来を実現できるように、進路決定まで一人ひとりをサポートしていきます。
ICT教育
学びの未来をデジタルで支える
生徒一人ひとりが入学時からiPadを持ち、教科学習だけでなく、学校生活全般で「新しい時代の文房具」として活用しています。授業では、iPadを使用して意見交換を行ったり、プレゼンテーションで自分の学習成果を発表します。全教室には電子黒板が設置されており、iPadにはGoogleアプリやロイロノート、BLEND、モノグサ(Monoxer)、画像・動画アプリも導入されています。これらのツールを最大限に活用することで、現代に必要なメディアリテラシーを身につけることを目指しています。
- モノグサ( Monoxer):AIを活用したアダプティブラーニングによって知識習得や記憶定着を可能にする学習アプリです。
- BLEND:学校生活を総合的にサポートするアプリです。生徒だけではなく、保護者の方も生徒の欠席報告を行ったり、学校からの連絡を受け取ることができます。
1人1台タブレットを持ち、新しい時代の文房具として、
日々の学校生活で活用します。動画等も作成します。
デジタル時代のコミュニケーションの特性を知り、効果的に活用するために、
トラブル回避のルールも学びます。
目的やゴールから逆算して物事を順序立てて考え、結論を導き出し実行する
「プログラミング的思考」を身に付けます。
情操教育
豊かな感性と表現力を育む情操教育
本校ならではの情操教育の一環として、私たちは茶道を授業に取り入れています。茶道では、静寂の中で自己の心と向き合う時間を大切にし、点てたお茶や床の間の花を楽しむことはもちろん、所作の美しさや作法を身につけることにより、周囲の人々や自然への感謝の気持ちを養います。これらは本校が長年にわたって培ってきた情操教育への創立者の深い思いが込められています。
日本の伝統文化である茶道・華道を通して、
豊かな感性と日本人としてのアイデンティティを育みます。
美しいものに感動する感性を磨きます。中高6年間、音楽の授業を
行っています。ミュージカルや歌舞伎等の芸術鑑賞会もあります。
女性であることに誇りを持ち、社会で活躍できるようにキャリア指導を
行います。多様な人々と協働できる、思いやりと自立心のある女性を育成します。