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2022.05.28
5年生 茶道体験
5月25日(水)家庭科の授業で茶道体験を行いました。まず学校のお茶室に移動して、お茶の先生にお話を伺いました。お茶室に飾られている掛け軸や季節の花について説明を聞きました。掛け軸には千利休が茶道の精神を四字で表した言葉とされている「和敬清寂」が書かれており、この言葉は茶道において大切な精神であることを教えていただきました。『和』は相手と心を通わせること、『敬』はお互いを敬い合うこと、『清』は清らかであること、『寂』はなにものにもとらわれない心を表していることを知り、この精神は茶道だけではなく、日頃から大切にしたいですね、と先生がおっしゃっているのを聞いて子どもたちが大きく頷いているのが印象的でした。
そして、お茶の作法を、先生のお手本をよく見ながら練習しました。お椀の持ち方、お茶のたて方だけではなく、座り方、座る位置、立ち方、歩き方まで丁寧に学びました。茶道の作法一つ一つに、作ってくださった方への感謝の思いや、この場を共に過ごすことができた相手への尊重の気持ちが表されていることがわかり、とても貴重な時間となりました。
自分でたてたお抹茶も飲み、合わせて季節の花「ホタルブクロ」の形をしたお菓子もいただき、大満足の体験となりました。