くにもとDiary
~子どもたちの活動風景~

年長組お泊り保育~森林体験

今年度のお泊り保育は同じ東京都内にある奥多摩の森に出かけました。森林体験を通し、大きな木や草木、水に触れ、自然について学ぶ素晴らしい機会となりました。昔は身近にあった自然ですが、今の子どもたちにはなかなか触れることのできないものになってると感じます。

森の中を歩き、左側が暗い森、右側が明るい森と気付きました。右の森には日の光が入っています。地面には草や苔が生えて、虫もいそう・・・鹿やリスも来るみたい。左の森には草がない、虫や動物のごはんが少ないないなあ。みんなが暮らしたいのはどちらかな?

森のスタッフにお話を伺い、学びながら登っていきます。

少し息切れがするくらい登ると杉やヒノキが伐採された広場に到着。そこにはツリーハウスやおがくずプールがありました。

おがくずのいい匂い。

伐採した後の木くずの道を歩いて沢におりました。とてもきれいな冷たい水です。岩をめくり返すと沢蟹が!夢中になってなかなか上がらない子どもたち。

全員がのこぎりを持って木こり体験をしました。固いなあ、簡単には切れません。

年長組全員が少しずつのこぎりで切り込みを入れたヒノキの木を、最後にチェンソーマンさんがブーンと切り倒します。30年以上そこにいた杉の木を切り倒すメキメキという音をじっと聴く子どもたちです。

おうちの方たちが作ってくれたおいしいお昼ご飯も森の中で食べました。早起きをしてたくさん動いてお腹がペコペコ。「お外で食べるとおいし~ 😀 」

森のスタッフの方たちにたくさん遊んで頂きました。また会おうね 😀 とたくさん手を振りました。

宿について近くの川に遊びに行きました。

みんなですいかわり。苦手で食べないと言っていたお友だちもみんなが楽しそうに食べているから「食べてみようかな…」

「おいし~い 😳 」と驚いていました。

お風呂の後は夜ご飯。お外が暗くなってちょっぴりドキドキ・・・・

花火師先生がうち上げた花火で盛り上がりました。その後は就寝時間です。

たくさん動いて疲れたのか寝つきの良い子どもたちです。翌日は日の出とともに起きる子も。お友だちが隣りにいることが嬉しいようで起床時間まで寝ていられない様子でした。

お布団も自分たちできちんとたたみお返しします。

朝のお外は雨でした。同じ森から頂いた木片で自作のキーホルダーを作りました。自分でやすりを使って角を滑らかにし、絵を描いた世界に一つのキーホルダーです。

今回のお泊り保育をきっかけに幼稚園では木育活動を続けていきます。実体験を通して自然の大切さを知り、探求し、環境について学ぶ機会を作っていきたいと思っています。

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